学校行事

創立70周年記念行事を開催しました

11月10日(土)本校体育館におきまして、70周年記念行事を開催いたしました。

記念行事に際しまして、多大なる御支援をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

 下記に福島民報・福島民友の新聞記事を掲載いたします。

『70周年記念誌』より

 本校は、昭和二十三年に南会西部高等学校として開校し、地域とともにある高等学校教育機関、地域文化の拠点として活動してきました。ときに豪雨水害など大きな困難もありましたが、地域の皆様の熱意あるご支援のおかげで、今日まで発展しております。
 この七十年の歴史の中で、本校は六、三六九名の卒業生を世に送り出し、卒業生は県内外の各分野で活躍しております。とくに南会津地域においては、なくてはならない大きな力となって日々貢献されております。
 伊南川のほとりの豊かな自然に恵まれた土地柄ですが、時代の流れの中で人口減少が進み、本校においても、生徒数の減少という深刻な問題に直面することは避けられませんでした。そうした状況において、平成十五年に南会津高等学校振興連絡協議会が設立されました。その後、田島町・舘岩村・伊南村・南郷村が合併し、南会津町が誕生しましたが、平成二十三年度に南会津町にご支援をあおぎ、荒海・田島方面からの交通手段として路線バスの運行を確保していただきました。そのおかげで荒海・田島方面からの通学生は全校生の約三分の一までになり、学校存続のための重要な要因となっております。
 生徒たちは、進学・就職など進路目標達成のため、日々真剣に学習に励み、国公立大学合格など毎年立派な成果を上げています。部活動においても、スキー部の全国大会入賞をはじめ、めざましい活躍を見せています。少人数の高校でありながらこれほど素晴らしい教育実践が行われているところは他にないと教職員の立場からも感服しております。これもひとえに地域の皆様、関係各位のご支援ご協力、これまでの教職員の方々のご指導ご努力の賜と深く感謝いたします。
 私たちの任務は、本校の輝かしい伝統をさらに未来へと引き継ぎ、地域社会発展に貢献する若き人材をしっかりと育成していくことであり、そのため日々邁進し努力する決意であります。このたびの創立七十周年記念行事の推進にあたり、多大なるご支援ご協力をいただいた皆様に深く感謝申し上げます。